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IRトピックス

業績レビュー・今後の取組みについて

2020年11月13日に2020年9月期の決算発表を行いました。

以下に、その内容と今後の取り組みについてご報告いたします。

第18期 (2020年9月期)について

当連結会計年度における我が国経済は、2019年10月1日より施行された消費税増税により消費者の消費意欲の低迷から始まり、さらに新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、2020年4月7日に政府より緊急事態宣言が発出されました。同年5月25日には全面解除となり、一旦は新規感染者数も落ち着いたかに見えましたが、6月以降再び感染者数が増加傾向にあり、さらに同年7月2日に内閣府から2020年の経済成長率が実質で△4.5%(年初はプラス1.4%)の大幅な下方修正になるとの試算を公表するなど、未だ経営環境の回復も鈍く不安定な状況となっています。

当社グループが属する化粧品業界においては、コロナウイルス禍による新しい生活スタイルへのシフトにより消費者が化粧品に求めるニーズは大きく変わりつつあり、さらに、訪日外国人旅行者の激減により、インバウンドの化粧品マーケットは壊滅的なダメージを受けており、当社グループを取り巻く環境は厳しさを増しております。

このような環境のもと、当社グループは、黒字化の実現に向けて、各事業会社がそれぞれの特性に合わせた積極的な施策を推進してまいりましたが、コロナウイルス禍による影響は非常に大きく、予想を大幅に下回る業績となりました。

 

以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高1,967,541千円(前年同期比0.5%増)と前年を上回ることはできましたが、営業損失397,831千円(前年同期は営業損失231,570千円)、経常損失405,855千円(前年同期は経常損失226,653千円)、親会社株主に帰属する当期純損失464,829千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失367,918千円)となりました。

 

■コミュニケーション・セールス事業

コミュニケーション・セールス事業におきましては、売上高1,335,553千円(前年同期比4.0%増)と前年を上回ることはできましたが、セグメント損失332,403千円(前年同期比はセグメント損失258,283千円)という予想を下回る結果となりました。

コロナウイルス禍の影響は予想以上に大きく、既存顧客の買い控えや新規販売チャネルとして営業活動をしていた卸先の取引も延期となり、非常に厳しい環境が続いております。しかしながら、従来のラジオを通じた広告宣伝による電話オペレーター中心のプロモーションから、昨今のトレンドとなっているWebによるプロモーションへ大きくかじ取りを変更することにより、新規獲得顧客数も前年を大きく上回ることができ、Web売上の構成比は全体売上の約50%まで伸ばすことができました。結果、売上につきましては前年を上回ることができました。

しかしながら、Webプロモーション強化による広告宣伝費の増加、第3のブランドとして期待されるエニシングホワイト事業の譲受費用、新商品の「BB EXIT(ビービーイグジット)」や「REDREST(リドレスト)」の開発費用などの先行投資や、終売商品等の評価損計上によりセグメント損失となっております。

 

■化粧品卸事業

化粧品卸事業におきましては、売上高584,237千円(前年同期比13.6%減)、セグメント損失35,435千円(前年同期比はセグメント利益115,231千円)となりました。

国内卸につきましては、2019年1月1日に施行された中華人民共和国電子商取引法によりインバウンド需要は減収傾向にあり、さらに今期はコロナウイルス禍の影響を大きく受け、海外からの旅行客によるインバウンド需要は大幅に減少しました。また、感染予防の観点から小売店の営業自粛や訪店の禁止という営業活動の制限もあり、前年対比は大幅な減収となりました。しかしながら、前期より強化しておりました国内EC売上につきましては前期より大幅に増収、海外売上につきましても前期実績はなかったものの今期は約1億円という売上を上げることができましたが、国内EC売上と海外売上を合わせても国内卸の減収分を補填するまでには至らず、結果、売上は前年を下回る結果となりました。

また、終売商品等の評価損の影響もございますが、売上の減収がそのままセグメント損失へと影響しております。

 

■衛生コンサルティング事業

今期より連結対象となりました衛生コンサルティング事業におきましては、売上高49,193千円、セグメント損失46,464千円となりました。

2020年6月に食品衛生法が改正され、セミナー開催や展示会へ積極的な出展、「福岡市実証実験フルサポート事業」に採択される等、認知度を高める活動に注力をしております。積極的な広報活動により多くの需要があるため、社員を採用し機会損失を防ぐ対応をとっておりましたが、コロナウイルス禍により、セミナーや展示会の全面中止や飲食店の営業停止となり、営業活動自体を自粛せざるを得ない状況となり、売上及びセグメント損失とも大幅に計画を下回る結果となりました。

しかしながら、4月より販売を開始している「空間除菌デバイスⅮevirus AC(デヴィルスエーシー)」は消費者の衛生管理や除菌に対する意識が高くなることによりニーズは高まっており、問い合わせを多くいただくと同時に大手商社と代理店契約を締結し、全国を販路として順調に販売に結びついております。

 

今後の取り組みについて

6月12日に公表いたしました「第三者割当により発行される新株式及び第15回新株予約権の募集に関するお知らせ」及び6月25日に公表いたしました「成長戦略に関するお知らせ」に記載のとおり、当グループの成長戦略に向けての資金調達を実現できたことにより、当グループの企業価値を高めるため、Webマーケティング施策強化、衛生コンサルティング事業の立ち上げ加速、新規事業に向けたM&Aをさらに積極的に進めてまいります。

当社グループの事業は来期も引き続きコロナウイルス禍による経済への影響はあると想定しておりますが、今後の取り組みついて下記のとおり掲げております。

コミュニケーション・セールス事業におきましては、引き続き顧客の新規獲得を確保するためWebを中心としたプロモーションを行うほか、役割を明確にした組織体制の構築や海外への販路拡大により売上拡大を図ってまいります。

化粧品卸事業におきましては、新商品「薬用ホワイトクリアジェル」展開を中心としたピーリングニーズの掘り起こしを行うほか、今期に実績を作ることができた国内EC販売と海外販売の強化により売上拡大を図ってまいります。

衛生コンサルタント事業におきましては、大手企業との協業によるオフィス空間除菌、すでに今期実績のあるイベント施設のトータルソリューションの展開、飲食店向けHACCPアプリの監修により売上拡大を図ってまいります。

2021年9月期の業績見通しといたしましては、売上高2,755,000千円(前年同期比40.0%増)、営業利益159,000千円(前年同期は営業損失397,831千円)、経常利益152,000千円(前年同期は経常損失405,855千円)、親会社株主に帰属する当期純利益123,000千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失464,829千円)を見込んでおります。

上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。

また、早期の復配を目指し、全力で事業に取り組んでまいります。

 

 

2020年11月

財務ハイライト

業績の推移

売上高

第13期第14期第15期第16期第17期
2,3734,311 2,668 2,248 1,958

(単位:百万円)

営業利益/売上高比率

第13期第14期第15期第16期第17期
営業利益8727711137△231
売上高比率3.76.44.21.7△11.8

(単位:百万円/%)

経常利益/売上高比率

第13期第14期第15期第16期第17期
経常利益7726016125△226
売上高比率3.26.06.01.1△11.6

(単位:百万円/%)

当期純利益/売上高比率

第13期第14期第15期第16期第17期
当期純利益31122200△45△367
売上高比率1.32.87.5△2.0△18.8

(単位:百万円/%)

財政状態の推移

総資産

第13期第14期第15期第16期第17期
2,8823,2113,2683,1132,580

(単位:百万円)

純資産

第13期第14期第15期第16期第17期
1,162 1,2821,4781,4341,037

(単位:百万円)

自己資本/総資産比率

第13期 第14期 第15期 第16期第17期
自己資本1,152 1,2741,4741,428 1,031
総資産比率40.039.745.145.940.0

(単位:百万円/%)

キャッシュ・フローの推移

営業活動によるCF

第13期第14期第15期第16期第17期
△14424424093△186

(単位:百万円)

投資活動によるCF

第13期 第14期第15期第16期第17期
△591344166△124

(単位:百万円)

フリーCF ※1

第13期第14期第15期第16期第17期
△735248284260△311

(単位:百万円)

財務活動によるCF

第13期第14期第15期第16期第17期
623133196△156△177

(単位:百万円)

現金等同等物期末残高

第13期第14期 第15期 第16期第17期
7241,1031,5861,690 1,201

(単位:百万円)

1株当たり情報

1株当たり純利益

第13期第14期第15期第16期第17期
4.7917.4929.21△6.67△54.08

(単位:円)

PER ※2

第13期第14期第15期第16期第17期
53.419.815.6

(単位:倍)

1株当たり純資産

第13期 第14期第15期第16期第17期
167.76185.56214.75208.04152.15

(単位:円)

PBR ※2

第13期第14期第15期第16期第17期
1.51.82.12.83.2

(単位:倍)

その他

発行済株式総数 ※3

(単位:株)






















第13期 第14期 第15期
6,973,470 6,973,470 6,973,470
第16期 第17期  
6,973,470 6,973,470  

従業員数 ※4

第13期 第14期 第15期 第16期 第17期
11711010110399

(単位:人)

※1 「フリーCF=営業活動によるCF+投資活動によるCF」にて算出しております。
※2 各年度末時点の株式時価にて算出しております。
※3 各年度末時点の発行済株式数(自己株式を含む)を掲載しております。
※4 臨時雇用者数は含めておりません。

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