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IRトピックス

業績レビュー・今後の取組みについて

2021年8月11日に2021年9月期第3四半期の決算発表を行いました。

以下に、その内容と今後の取り組みについてご報告いたします。

第19期 第3四半期(2021年9月期)について

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、インバウンド需要は引き続き消失したままではあるものの、輸出・生産は中国向けを中心に増加傾向を維持しており、感染拡大防止策と経済活動の両立が図られ、個人消費に一部持ち直しの動きが見られたものの、2021年に入ってから1月に2回目の緊急事態宣言の発令、3月に一旦は解除されたものの、4月には3回目の緊急事態宣言発令、さらに7月には4回目の緊急事態宣言が発令されるなど、新型コロナウイルス感染症はいまだ収束することなく、経済活動の抑制による倒産企業や失業者の増加が続き、国内景気の先行きは引き続き不透明感が強まっております。 このような状況のもと、当社グループにおきましても業績回復に向けて、各事業会社がそれぞれの特性に合わせた積極的な施策を推進しており、営業利益につきましては、既存事業のうち、化粧品卸事業・衛生コンサルティング事業においては単月黒字を実現することができております。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高1,740,092千円(前年同四半期比24.2%増)となり、営業損失126,991千円(前年同四半期は営業損失270,883千円)、経常損失128,954千円(前年同四半期は経常損失276,819千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失77,498千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失296,752千円)となりました。

 

■コミュニケーション・セールス事業

 コミュニケーション・セールス事業におきましては、売上高996,117千円(前年同四半期比8.5%増)、セグメント損失57,425千円(前年同四半期はセグメント損失255,871千円)となり、セグメント損失ではあるものの、前年同四半期に対しては大幅に上回る結果となりました。

 今期の施策としては、前期から引き続き、Webプロモーションの強化による新規顧客の獲得をベースとし、営業体制の再構築による新規顧客のリピーター化、定期顧客化、一定期間取引のない顧客への再販並びにクロスセルの推進による収益拡大を目指しておりますが、Webプロモーションにより獲得できた新規顧客の引き上げ率が予想を下回る結果となりました。海外への販売チャネルの拡大につきましては、認知拡大を目的に積極的にプロモーション活動をしており、中国におけるSNSサイト「RED」と「Weibo」を展開し、短期間で約38,000人のフォロワー数を獲得することができております。しかしながら、東南アジアにおきましては、ベトナムにおいてスパークリングクリアパックの一般貿易をスタートし、タイのコスメショップで販売を開始するなど、販路の拡大を順調に進めておりましたが、新型コロナウイルス感染症による規制のため、追加商談は中止せざるを得ない状況となりました。

 

■化粧品卸事業

 化粧品卸事業におきましては、コロナウイルス禍の影響は今期も引き続き継続すると予測しておりましたが、インバウンド需要の消失による影響は予測以上に大きく、売上高382,335千円(前年同四半期比15.6%減)、セグメント損失61,449千円(前年同四半期はセグメント利益4,190千円)となり、前年同四半期に対して大きく下回る結果となりました。

 今期の施策としては、広告宣伝・販売促進活動を強化することによる新たな顧客層の掘り起こしによる、国内卸販売の回復、EC販売の伸長を目指しており、インスタグラマーやユーチューバーを積極的に活用し新たなピーリング市場へのアピール強化に努めておりました。しかしながら、ドラッグストアをはじめとした小売業界におけるコロナウイルス禍の影響は根強く、国内卸売上につきましては前年を大きく下回る結果となりました。一方、前年度より取り掛かっている海外売上につきましては、「ナチュラルアクアジェル」が継続的に好調に売上を伸ばしており、中国国内での大イベントである「618」においては「ナチュラルアクアジェル」とともに新商品の薬用ピーリング「ホワイトクリアジェル」の発注もいただくなど 、海外売上は前年を大きく上回る結果となり、当第3四半期連結会計期間におきましては黒字化を実現することができました。

 

■衛生コンサルティング事業

 衛生コンサルティング事業におきましては、売上高108,165千円(前年同四半期比236.6%増)、セグメント損失17,628千円(前年同四半期はセグメント損失38,913千円)となり、セグメント損失ではあるものの、前年同四半期に対しては大幅に上回る結果となり、6月におきましては単月黒字を実現することができました。

  今期の施策としては、大手企業との協業、代理店の拡大およびPRの実施による「空間除菌デバイスDevirusAC(デヴィルスエーシー)」の販売拡大を最優先としております。積極的に開示させていただいているとおり、北海道大学と北海道におけるホルスタイン種乳牛の手術時の除菌方法として、亜塩素酸水「クロラス除菌ウォーター」を活用する検証の開始、北海道紋別市の観光事業への感染症対策ソリューションの提供、三重県亀山市が運営する医療施設への感染症対策ソリューションの提供、大手学習塾への感染症対策ソリューション提供など、着実に販売拡大ができており、販売拡大に対応できるための希釈水製造工場を2020年12月15日に開設しました。また、福岡県中間市が「ウイルスから守る安全空間」づくりとして取り組んでいる高性能光触媒(九州工業大学・横野照尚教授発明)の実証実験において、連携協定を結び実証実験を開始しました。また、原点である飲食店、食品工場向け衛生サービスに関する需要掘り起こしにおきましては、コロナウイルス禍の影響により、飲食店の体力回復にはいまだ時間がかかっております。

 

■アロマ事業

 当第3四半期連結会計期間から報告セグメントに追加となりましたアロマ事業におきましては、売上高256,345千円、セグメント損失22,422千円となりました。

 アロマ事業が運営する『アロマブルーム』店舗では、メインとなるエッセンシャルオイル等のアロマ関連の商品を主力とし、シーンやコンセプトに合わせた雑貨販売を行っており、暮らしの中に香りとリラクゼーションを提案するライフスタイルショップを首都圏に39店舗(2021年6月30日時点)運営しております。グループ間のシナジー効果を高めるための施策を積極的に行っており、関連子会社である株式会社フェヴリナと株式会社Cureの商品を『アロマブルーム』店舗で展開をすると同時に、アロマ商品をコミュニケーション・セールス事業の顧客に対する販売活動もスタートしております。しかしながら、4月に発令された緊急事態宣言により、5店舗が休業せざるを得ない状況となり、当初見込んでいた売上予測を大きく下回る結果となりました。

 

今後の取り組みについて

 新規事業としまして、2021年4月1日に公表いたしました「アロマ事業譲受完了並びに新たな事業の開始に関するお知らせ(開示事項の経過)」のとおり、アロマ事業の譲受も完了し4月1日より事業を開始しており、当第3四半期連結累計期間から報告セグメントに「アロマ事業」を追加しております。また、白髪染め事業での売上を計上したことにより、報告セグメントに含まれない事業セグメントとして「その他」を追加しております。 今後も、当グループの企業価値をさらに高めるため、新規事業に向けたM&Aをさらに積極的に進めてまいります。

 

 当社グループの事業は今期も引き続きコロナウイルス禍による経済への影響はあると想定しておりますが、今後の取り組みついて下記のとおり掲げております。

 コミュニケーション・セールス事業におきましては、今後も引き続きWebプロモーションを軸とした戦略に取り組むと同時に、ホームページにもリリースさせていただいたとおり、新商品として天然のバラから抽出したエキスを配合した美容・健康サプリメント「フェヴリナ ローズヴェール」、毛穴悩みにアプローチするパウダー状の洗顔料「バイタルコンディショニング ドットクリア」を販売するなど、新たな商品を展開することにより、業績の回復を実現してまいります。

 化粧品卸事業におきましては、今後は新商品である「ホワイトクリアジェル」のドラッグストアへの店舗展開に向けた販売促進の強化、インスタグラマーやユーチューバーの活用による国内EC販売の強化、東南アジアを中心としたアジア市場への拡大により、業績の回復を実現してまいります。

 衛生コンサルティング事業におきましては、今後はニーズの高い「空間除菌デバイスDevirusAC(デヴィルスエーシー)」の販売を中心とするものの、HACCPジャパンが監修した飲食店向けHACCPアプリの開発も完了しており、微生物蛍光画像測定機「BACTESTER(バクテスター)」に対するニーズも高まるものと考え、業績の回復を実現してまいります。

 アロマ事業におきましては、今後はまずは不採算店舗のスクラップをすることにより赤字体質からの脱却を目指し、今期中にすでに2店舗の閉店が確定しております。また、新規出店につきましては、ブランド認知の拡大および店舗・ECサイトへ顧客誘導を目的とした主要ターミナル駅構内でのPOP UP SHOPをスタートしております。さらに、店舗社員への教育の強化、MD戦略の見直しをすることにより、早期に業績の拡大と黒字化を目指してまいります。

 2021年9月期の通期連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響などにより、現時点では通期連結業績予想を合理的に把握することが困難であると判断し、引き続き未定とさせていただきます。

 今後、新型コロナウイルス感染拡大に収束の見通しがつき、業績への影響が合理的に予想可能となった時点で、速やかに公表いたします。

 

 また、早期の復配を目指し、全力で事業に取り組んでまいります。

 

 

2021年8月

財務ハイライト

業績の推移

売上高

第13期第14期第15期第16期第17期第18期
2,3734,3112,6682,2481,9581,967

(単位:百万円)

営業利益/売上高比率

第13期第14期第15期第16期第17期第18期
営業利益8727711137△231△397
売上高比率3.76.44.21.7△11.8△20.2

(単位:百万円/%)

経常利益/売上高比率

第13期第14期第15期第16期第17期第18期
経常利益7726016125△226△405
売上高比率3.26.06.01.1△11.6△20.6

(単位:百万円/%)

親会社株主に帰属する当期純利益/売上高比率

第13期第14期第15期第16期第17期第18期
親会社株主に帰属する
当期純利益
31122200△45△367 △464
売上高比率1.32.87.5△2.0△18.8△23.6

(単位:百万円/%)

財政状態の推移

総資産

(単位:百万円)






















第13期 第14期 第15期
2,882 3,211 3,268
第16期 第17期 第18期
3,113 2,580 2,026

純資産

(単位:百万円)






















第13期 第14期 第15期
1,162 1,282 1,478
第16期 第17期 第18期
1,434 1,037 673

自己資本/総資産比率

第13期 第14期 第15期 第16期第17期第18期
自己資本1,152 1,2741,4741,428 1,031 663
総資産比率40.039.745.145.940.032.7

(単位:百万円/%)

キャッシュ・フローの推移

営業活動によるCF

第13期第14期第15期第16期第17期 第18期
△14424424093△186△233

(単位:百万円)

投資活動によるCF

第13期 第14期第15期第16期第17期第18期
△591344166△12444

(単位:百万円)

フリーCF ※1

第13期第14期第15期第16期第17期第18期
△735248284260△311△188

(単位:百万円)

財務活動によるCF

第13期第14期第15期第16期第17期第18期
623133196△156△177△99

(単位:百万円)

現金等同等物期末残高

第13期第14期 第15期 第16期第17期第18期
7241,1031,5861,690 1,201 969

(単位:百万円)

1株当たり情報

1株当たり純利益

第13期第14期第15期第16期第17期第18期
4.7917.4929.21△6.67△54.08△68.02

(単位:円)

PER ※2

第13期第14期第15期第16期第17期第18期
53.419.815.6

(単位:倍)

1株当たり純資産

第13期第14期第15期第16期第17期第18期
167.76185.56214.75208.04152.1594.99

(単位:円)

PBR ※2

第13期第14期第15期第16期第17期第18期
1.51.82.12.83.2 4.8

(単位:倍)

その他

発行済株式総数 ※3

(単位:株)






















第13期 第14期 第15期
6,973,470 6,973,470 6,973,470
第16期 第17期 第18期
6,973,470 6,973,470 7,175,570

従業員数 ※4

第13期 第14期 第15期 第16期 第17期 第18期
1171101011039995

(単位:人)

※1 「フリーCF=営業活動によるCF+投資活動によるCF」にて算出しております。
※2 各年度末時点の株式時価にて算出しております。
※3 各年度末時点の発行済株式数(自己株式を含む)を掲載しております。
※4 臨時雇用者数は含めておりません。

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